私は34インチ曲面ウルトラワイドモニタをやめた
みなさんこんにちは、RankerDです。
在宅ワークの時間が増えてきて、自宅の作業環境を整えてた方も多いのではないでしょうか?私もその1人です。
私はLGの曲面ウルトラワイドディスプレイ(34WL75C-B)に憧れがあって、これを機に購入したのですが、実はその3日後に手放すことを決意しました。
今日は、なぜ私がLGの曲面モニタをやめたのかについてお話していきたいと思います。
〜本日のお品書き〜
紹介する商品
LG曲面モニタとの出会い
在宅勤務にあたり、モニタ探しを始めた時、私が大切にしたポイントは2つ。
- MacBook Proと使う相性の良さ
- 作業範囲が大きくとれること
- 予算6万円程度
これらを念頭に、主にYouTubeやネットの記事を参考にしながら、選定をしていきました。
MacBook Proとの相性というと、やはりこの2つ LGのUltraFine 4Kモニターと5Kモニターが出てきます。
8.5万円...
19万円...
現在、Appleでも販売されていて、機能としてもMacのTouchBarで画面の明るさ等を操作できる等、Macに最適化されたモニターとして有名です。
しかし、これらはかなりの高級品...私には手が出ませんでした。
そこで、YouTubeでMacBookと一緒に使っているモニター、何かないかな...と探しました。そんな時に出てきたのが、LG 34インチ曲面ウルトラワイドディスプレイでした。
私がいつも観させていただいているkimimaroさんが5月末に購入レビュー動画をあげられたことがきっかけでした。
34インチ ウルトラワイドモニタをモニタアームで浮かせてデスクをスッキリおしゃれにする【デスクセットアップ前編】
これなら、作業スペースの広さはUWQHD(3440×1440)でめちゃくちゃ広いし、MacBook Proで実際に使われているし、良さそう...あと、なによりめちゃかっこいい...
一気に惚れてしまいました。
しかし、5月末時点での価格は74690円。予算オーバーです。確かに天から降ってきた10万円もあるけど...ちょっとこれだけで終わってしまいそうです。他にも増強したいものがある私には7.5万円をここで出す勇気は出ませんでした。
それからしばらく他のモニターを調べては、Amazonの曲面モニタの価格が下がらないかな〜って様子見をする日々が続きました。
LG曲面モニタ購入
そして時は過ぎ7月。Amazonタイムセール祭りで曲面モニタが値下がりするのでは...と微かな望みを持って、Amazonのセール会場に向かいます。
すると...61800円に値下がりしていたのです!!
予算OK、欲しい機能OK、これ以上にないタイミングです。これは運命、ポチりました。そして届いたのが、こちら。
しかし、使用開始1時間後、違和感を感じ始めます。
違和感と決意
今回、私にとってこのモニタは2つの挑戦でもありました。
- 曲面ディスプレイ
- ウルトラワイドディスプレイ
の2つです。この2つが相まってYouTuberの皆さん、レビュアーの皆さんは「没入感がすごい」と仰います。確かにそうでした。しかし、それが原因で私は違和感を覚えます。それは...
酔う😱
この世に生まれて以来、曲面ディスプレイをほとんど観たことなかったということもありますが、曲面独特の没入感に酔ってしまいました...
直線的な普通のディスプレイなら画面があるであろう位置よりも近いところに画面があります。当たり前なのですが、この感覚に出会ったことのなかった私は、この差に酔ってしまいました。
少し時間を置いてみれば、少し使い続けて慣れれば、色々チャレンジしましたが、この違和感には慣れることはなく...ついに、手放すことを決意しました。
せっかく買ったモニタだし、思い入れの強いモニタではありましたが、自分の身体に合わないのなら、仕方がありません。特に事前にお試しができない商品なので、なおさら仕方ない...
他にも違和感
実は、酔った他にも違和感がありました。
- UWQHDの画質
- ACアダプタ
私が普段使っているのはMacBook Pro 13インチ(2560×1600)です。1インチあたりのピクセル数で、値が大きいほど格子が細かく綺麗な画質であることを表すPPIを算出すると、MacBook Proは227ppiです。画面から目までの距離は60cm程度で、もちろんRetinaディスプレイです。今もMacBook Proで書いていますが、非常に綺麗な画面で、文字がボケるなどは一切ありません。
一方で、曲面ウルトラワイドモニタは109ppiです。MacBook Proを使う時よりも離れて使うこともあって、Retinaでなくても平気だろうって思っていました。(YouTuberの皆さんも綺麗って言ってるし...)
しかし、現実は画面拡張をした瞬間に後悔しました。文字がボケます。正直、綺麗とは言えませんでした。MacのRetinaに慣れてしまい、UWQHDの解像度では快適には使えませんでした。
ちなみに、WindowsのDynabook(FHD:1920×1080)をメインに使用している家族に使ってもらうと、あまり画質の粗さは気にならないとのこと。Retina Macユーザー独特の悩みなんでしょうね...
また、私が拝見したレビューのほとんどは、動画編集をする方のものばかりでした。PremiereやFinal Cutなどで編集をする時、横長だとかなり良いと思います。ただ、動画編集というより、プログラミングをする私にはウルトラワイドであることの恩恵よりもUWQHDの解像度の粗さが気になってしまいました。(4Kのウルトラワイドもあるけど、それは高価すぎる...)
もう1点、ACアダプタです。
せっかくホームオフィスを整えるので、卓上のモノを減らしてスッキリとした机を目指していました。そこでネックになったのがACアダプタです。
...でかい。デカ過ぎました。kimimaroさんみたいに机の下に隠すなどの工夫をすれば良いのでしょうけど、思ったよりもでかくて、スッキリ机は遠のいてしまいました。
...残念。。。
ありがとう曲面モニタ
はじめて購入したモニタ、曲面モニタを手放した私でしたが、今回を教訓に新たなモニタ探しを始めています。
- 予算6万円
- MacBook Proとの相性
- 4Kモニタ (作業範囲大きい & 高解像度)
- ACアダプタなし
この4つを目安に探していきたいと思います。34インチ曲面ウルトラワイドディスプレイが合う人/合わない人がいることを身をもって感じました。勉強になりました。ありがとう曲面モニタ!
中間報告or購入報告はまたこのRunacheckで。
それでは。